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夢無子・mumuko

中国で生まれ、大学で来日。2○歳のとき「中国人としては大学からが足りない。日本人としては大学までが足りない。それなら混ぜるか・・。南米がいい!」と、単身アルゼンチンへ。トランクの多くを「つけまつげ」が占めていたという。○年の滞在の中で、愛と暴力、自由と貧困、は隣り合わせだと学ぶ。アマゾンのシャーマンと暮らし、セラピーを通じて見た前世の夢無子は、“虹色に彩られた魔女”だったとか。

「高いところに辿り着いた人だけが見ることができる景色が見たい」― それが制作の原点だ。自由でいるため、国も家も捨て、スーツケース一つで生きている。コロナ以降、動物や植物と話すことが増えた。透明な(毒入り!)くらげのように自由に泳ぎ、「まだ人間になる前だからさ」と、笑いながら旅を続ける。

夢無子は、苦しみや残酷を見事にエンタメに昇華する。そして、時代の波に乗りながら表現の可能性を探し続けるアーティストである。

by 梶川由紀 (何必館・京都現代美術館キュレーター)

Publishment

2022年      夢無子写真集「DREAMLESS」 玄光社出版 

 

 

Exhibition

2022年      写真集「DREAMLESS」 Paris Photo Fair に出展/Paris, France)

2021年  「皺む× wrinkle up」(キヤノンギャラリー東京+大阪個展開催/Tokyo+Osaka, Japan)

2021年  「無、無、無、  そして。」(ソニーギャラリー銀座個展開催/Tokyo, Japan)
2020年 「Role・Me/角我色」(IWEI Art Museum個展開催/Yunnan, China)
2017年  「待ち伏せ・Under Siege」(New York Time Square/New York, USA)
2016年  「Surviving」(全30点中国国立民族美術館に永久所蔵/Beijing, China)
2016年  「Raw」(La Galleria Pall Mall/London, UK)

Awards

2021年    「ZOOMS JAPAN 2021」 エディター賞受賞(審査員6名の満票)/Tokyo, Japan

2019年    キヤノンSHINES」受賞(江川賀奈予選・川本康選)/Tokyo, Japan

2019年    第21 回写真1_WALL 審査員奨励賞受賞(姫野希美選)/Tokyo, Japan
2016年    EWAACアート展写真部門グランプリ受賞/London, UK
2016年    シエナ国際写真賞入選/Siena, Italy

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